このページは、現在すたれつつある8mmフィルムやその機材、および製作技術を後世にまで残すべく立ち上げた記録媒体です


by 宮澤英夫
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玄光社刊「小型映画」のデジタルデータ化に着手しました

 「8mm技術保存研究所」において兼ねてから懸案の、日本に現存する8ミリ関係書籍のデータベース化を進めるべく、さしあたって日本で最もメジャーだった8ミリ専門月刊誌「小型映画」(玄光社)のデジタルデータ変換作業を、先日より始めました。
 と書けば何か大仰な事をやってるように聞こえるかもしれませんが、要するに「小型映画」のバックナンバーを表紙から一頁一頁、スキャナー付き複合機でスキャニングするだけのことです。
 ところが、ただスキャンするだけ、と言っても実際これがなかなか大変で、スキャン時に平行が取れるよう原本の向きを整えたり、画質や色、文字の明瞭さを考えないといけません。原本自体も資料として保存するつもりなので、世に言うバラしてスキャン、などというのは以ての外でして、頁の端で説明や図示が切れないための調整も必要になります。
 自分の仕事がある上にこんな作業を続ければ激しく神経が消耗するので、高橋名人よろしく「スキャンは一日一時間」ということにしています。作業に慣れれば早くなるでしょうが、今のところは一時間かけて25頁は進むので、一号平均200頁弱として、一週間前後でひと月分の「小型映画」をスキャンし終える算段です。
 当初の考えでは、とりあえず私が主に九州で収集した分のみを処理するつもりでしたが、神奈川のCINEVIS8&16さんのご協力を得られることとなり、いずれは既刊分の「小型映画」全号をデジタル変換する予定です。
 将来的には、「ipad」といったデジタル端末で容易に閲覧できるよう編集を施す展望を持っていますが、今のところはとにかく手持ちの「小型映画」のスキャニングに専念します。
 なにしろ満足でない体勢下での個人作業ですので、どうしても画像に多少のアラが出たりしますが、とりあえずは記載データの保存優先でどんどん先に進めます。原本の保存状態も満足でなく、経年劣化がかなり進んでいるのです。
 それでも月刊の「小型映画」全巻あわせて300冊を軽く超え、その上に別冊や増刊号を含めると膨大な量になってしまい、すべてを網羅するにはかなりの時間が必要となるでしょう。
 ただネットで調べた上では、こんなことやる物好きは少なくとも日本にはいないようですので、これは私の分担、と考え、「スキャンは一日一時間」を堅持して地道に作業を進める所存です。
 「小型映画」をご存じない方のために、いずれここでも説明を行う予定ですが、「小型映画」のワードで検索すれば幾ばくかの資料が得られますので、よろしければそちらもご参照ください。
 今回はこれで失礼します。

管理人 宮澤英夫


by 8mmhozon | 2010-09-15 03:05 | 玄光社刊「小型映画」