このページは、現在すたれつつある8mmフィルムやその機材、および製作技術を後世にまで残すべく立ち上げた記録媒体です


by 宮澤英夫
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

<   2010年 12月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 前回の8mm機材紹介の記事を更新してのち、いろいろ動いて方々のルートを当たった結果、あれから多数の機材を取得しておりました。
 しかし本ブログに関わるものやその他様々の仕事が立て込み、今年度中に写真と解説込みでそれらの機材を紹介するいとまが見出せない状態ですので、ここでその品名と現在の状態を列記することで取り合えず紹介の任を果たすことと致します。
 なお、個々の機材のスペックにつきましては、さし当たってご自身で品名を検索していただければ、現在の8mmネット環境ではおおよそのデータが得られるものと思いますので、この手で以って当方の不備を補完いただくよう願います。

f0238564_12303038.jpg使用可能品
8mmカメラ
  Single-8
   FUJICA P300
   FUJICA Z450
   FUJICA P100SOUND(マイク部欠損)
   FUJICA Z850SOUND(外付けマイク有)
  SUPER-8
   ELMO SUPER110
   ELMO SUPER8SOUND 3000AF
   Sankyo SOUND XL-620 SUPERTRONIC
   Canon 514XL
映写機
   ELMO K-100SM(サイレント、前挙の品を修理済)
   FUJICASCOPE M40(サイレント)
スプライサー
   Minette Tape Splicer(2トラック接合可)
アクセサリー
   MR-9 ADAPTER(ボタン電池SR-43を8mm機材向に転用可)

メンテナンスを必要
8mmカメラ
  Single-8
       FUJICA P300(ピントリング外れ)
       FUJICA P300(露出採光窓損傷)
映写機
       ELMO ST-180(ベルト欠損)
       ELMO ST-800(ベルト欠損)

 今後も機会があれば努めて8mm機材収集を続けていく所存ですが、現在のところ懸案の事業を進めるに当たって保有すべき分量には、充分に達していると判断いたしております。
 もちろん機会がございましたら、これらの機材を画像付きで詳細に紹介する所存です。

 現在のところはこの記事を以って、年内に予定していた最後の更新となりますが、また早急に取り上げるべきトピックが生じましたら、即時然るべき対応を施したいと思います。
 上記のような事態が発生しないといたしましたら、8mmを愛好する皆様方、よいお年を。

宮澤英夫

     
by 8mmhozon | 2010-12-26 05:03 | 8mm機材
 いま現在も私はいろいろ画像や動画を撮ってはいるのですが、作品というべきものの製作は長いこと滞ったままで、先日ようやく佐賀大学のサポートを得て久々に一本の作品を仕上げることが出来ました。
 先に「宮澤英夫活用研究」の方で試験的な意味合いでupしておりますが、今回の動画には少しだけ修正を加えてありますし、自主製作映像は本来8研の方に貼るべきなので、改めてこちらに載せておきます。
 正式な題名は「鯛釣り恵比須像」と申します。ちなみに後述する理由で、YouTube上の登録名はタイトルにもあるように長々と注釈が付いています。


 この作品を作った契機は、私はよく安い代金に惹かれて佐賀大学の学食へ昼飯を済ましに行くのですが、その端にあった掲示板に「クレイアニメ・ワークショップ」なるポスターが貼られていたのを目にしたのです。要するに、初めてのクレイアニメをつくってみましょう、という趣旨の公開講座の告知です。それを見ているうち、私も長いこと映像製作に携わっているのに、なぜかアニメーションをきちんとした形で作ったことはなく、せっかくこんなコマがあるのだから一つやってみよう、と申し込んだのです。

 で、当日行ってみるとその講義室にはMacがずらり、用意されたカメラも下位機種とはいえ業務用ばかりで、ソフト等も含め極めて設備が充実していました。講師の先生に聞くと、実際に映像製作実習を学内の講義で行っている、とのことのです。私が今ここの学生なら、狂喜乱舞して撮りまくってることでしょう。

 初日の講座は主に話とコンテを考えるのに宛てられたのですが、私は説明を聞いて数分経ったところで構成と割りまで組んでしまい、他の聴講生が何を撮るのか呻吟している間、私はもうネットで資料(恵比須像ですね)を漁って造形のラフまで仕立てている有り様でした。
 着想に至るのは簡単でした。八戸窯の敷地に鎮座する恵比須像を思い出し、これを動かしたら面白そうなものできるかな、などといろいろ考えた挙句、ストーリー重視の私には珍しく一発ネタで落とすことにしたのです。

 二コマ目で撮影に入り、私はもうテレビ時代のノリでとりあえずサクサク撮っちまって後は後で考えよう、と演出に没頭してました。
 三コマ目は編集と録音を経て仕上げの工程。ここでは撮影も担当された有工の山口先生のオペレーションに助けられ、予定時間内で作品の形に成し得ました。
 そしてその日のうちに全作品の試写まで至りましたが、やはり私の作った手抜きハッタリ満載の代物が浮いて見えちゃいました。

 製作した感想を述べるなら、こういうのも実写とは異なるベクトルで大変だな、というところでしょうか。製作中は動く範囲が狭いので体が固まり、特に腰に来るのには往生しました。でも確かにアニメーション製作というのもなかなか面白く、機会があれば別枠の作品を企画製作したいところです。

 この作品は後日に再編集を施したのち、来年に近隣で催されるショートムービーのコンペディションに応募する予定です。その時にはおそらく、上にあるのよりもまともに見られる作品と化していることでしょう。本当に面白くなるかは、確証が持てませんが。

 最後に、この講座の主任講師として仕切り役を果たされた佐賀大学准教授、中村隆敏先生と、当作品の製作に際し撮影編集のサポート役として尽力を賜った有田工業高校の山口史倫先生、及び諸々のサポートに就いた学生諸君に、改めて謝意を示したく存じます。
by 8mmhozon | 2010-12-05 04:53 | 映像作品公開